ドラえもん生誕100年前記念 〜現在と未来のひみつ道具の比較〜(後編)

ようやくこのタイトルでの話も後編を迎えることになりました。
今回は最後の11個について紹介していきます。

エスパーキャップ
・現在のエスパーキャップ(脳コントローラー)
ユーザーの脳波を読み取るヘッドセット。
現時点で既に念じるだけで、仮想物質を動かすことができる。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のエスパーキャップ
頭の上に乗せると、念力・瞬間移動・透視の3つの超能力が出せるようになる帽子。
■アンキパン
・現在のアンキパン(CREB遺伝子)
CREBとは記憶力を決定する遺伝子の一つ。
この遺伝子の働きを高めた遺伝子操作マウスは記憶能力が著しく向上した。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のアンキパン
暗記力を上げるパン。
パンに暗記したいものを写して食べればスラスラ覚えられる。
■強力においついせき鼻
・現在の強力においついせき鼻(バイオハイブリッドデバイス)
匂いを嗅ぎ分けることができるロボット。
匂い物質の検出には、蛾の触覚にあるフェロモン受容体を利用している。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後の強力においついせき鼻
鼻に付けると、どんな些細な臭いも分かる高性能付け鼻。
その性能には車に乗った人の臭いまでも辿れるほど。
■コンク・フード
・現在のコンク・フード(爆破レンジ)
音波を超える衝撃波で食材を一瞬にして粉砕したり、柔らかくする装置。
外見の形を保ったまま中身だけ柔らかくする。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のコンク・フード
いろいろな食べ物が、半練り状態で入っている。
中身が濃いため1缶で30食分になる。海の中でも食べられる。
■エラチューブ
http://japanese.engadget.com/2006/01/31/artificial-gills/ ・現在のエラチューブ(人工エラ)
魚のように水中に溶存する酸素を取り込むことで、水の中での活動の幅を広げる人工エラシステム。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のエラチューブ
鼻に詰めると水中でも呼吸ができる。
くしゃみ防止ベルトと吸引ファンが付いている。
■ひらりマント
http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/safety/technology/pre_crash/ ・現在のひらりマント(プリクラッシュセーフティシステム)
事前に衝突を予知し、衝突に対し身構えることによって、被害を軽減する技術。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のひらりマント
突進してきたものに、マントを向けるだけで方向転換させることができるマント。
ジャイアンの攻撃もかわせる。
■お天気ボックス
・現在のお天気ボックス(SNO-LA)
場所や天気を問わず、望み通りのタイミングで雪を降らすことができるスノーマシン。
必要なのは角氷と発電機のみ。

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・100年後のお天気ボックス
自分の希望する天気のカードをボックスに入れると、必ず望み通りの天気になる。
遠足の時にも役に立つ。
コピーロボット
・現在のコピーロボット(Geminoid F)
世界一人間に似ているロボットとしてギネス認定されているアンドロイド。
操作する人の表情や動きも再現できる。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のコピーロボット
鼻を押すと、押した人そっくりに変わるロボット。
性格まで同じになる。
パーマンも使っている。
■お医しゃカバン
http://livelove.co.jp/yakuji-syorui/genri.html ・現在のお医しゃカバン(アラ!元気)
唾液で体調チェックができる診断装置。
綿棒をなめて、装置にセットするだけ。
およそ1分で結果が分かる。

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・100年後のお医しゃカバン
どんな病気でもお医者さんのようにピタリと当てるカバン。
仮病も見破られてしまう。
■空気クレヨン
・現在の空気クレヨン(3Dモーションタグ)
AR技術を用いて空中に3Dグラフィティアートを描く。
描く人の動きを記録し、仮想空間で再描画する。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後の空気クレヨン
空中に落書きができるクレヨン。
描いたものは、生きもののように動き始める。
■バタバタフライ
・現在のバタバタフライ(ウイングスーツ)
空を飛ぶことができる特殊ジャンプスーツ。
対地落下速度は50〜100km/h、水平平均飛行速度は最大250km/h以上。

出典:www33.atwiki.jp
・100年後のバタバタフライ
背中に付けると、チョウのように自由に空を飛び回ることができる羽。
両手をバタバタ動かすと羽が動く。

今までこうやってブログを書いてて思ったのですが、現在の最先端の科学技術でもかなりのところまで進歩してきているのは驚きでしたね。「みらいサーチ」という一見変わったサービスでこれからの技術の発達を感じさせてくれたGoogle先生にも感謝です。しかし、だからといって、人間がこのような便利な道具に頼りきってはいけないというのも事実で、それはのび太を見ていれば明らかな事でしょう。

もしかしたら、ドラえもんは、「科学技術が発達した現代においても、道具を使うのは人間であり、人間側が成長しなければどれだけ科学技術が発達しても問題は解決しない」というメッセージを100年以上も前から我々に伝えたかったのかもしれないですね。~~~-y(-。-)。oO○(キマった)

何となくいい話っぽくなってきた感じなので、そろそろひみつ道具紹介の方を終わりにしたいと思います。

次にブログを書くのはいつのことになるのでしょうか…(汗)